1. 各支部からのお知らせ
 

各支部からのお知らせ


東京支部
2013/06/03

◆2013年6月例会のお知らせ

2013年6月29日(土)午後1時半より

慶應義塾大学 三田キャンパス 西校舎522番教室

 

シンポジウム

 

チャールズ・オルソンって誰?『マクシマス詩篇』って何?

大文字のHISTORYから小文字のhistory へ

 

司会・講師:原成吉(獨協大学)

講師:平野順雄(椙山女学園大学)

講師:阿部公彦(東京大学)

講師:斉藤修三(青山学院女子短期大学)

 

<概要>

チャールズ・オルソン(Charles Olson, 1910-70)の名前は、アメリカ文学史ではポストモダンの中心的詩人として語られることはあるが、日本ではまだ市民権を得ているとは言い難い。昨年、平野順雄氏による『マクシマス詩篇』(南雲堂)の完訳が出版された。これは詩の読者にとって、ひとつの「事件」だった。そこで今回のシンポジアムでは、名古屋から平野氏をお迎えして、オルソンの魅力と『マクシマス詩篇』の面白さを、多くの研究者の方にも知ってもらおうということになった。(文責、原)



オルソンとその時代

「投射詩論」、ブラックマウンテン・カレッジ、『マクシマス詩篇』

原成吉(獨協大学)

 

<発表要旨>

オルソンの「投射詩論」(Projective Verse)が発表されたのは1950年だった。当時、パウンド=ウィリアムズといった、今ではアメリカ詩の主流と考えられている部分は、まだ白地図のままで、詩人たちの「お手本」となっていたのは、「詩を新しくする」というパウンドのモットーではなく、「詩を説明できるものにする」というクラスルームの詩学であった。オルソンの詩論に新しいアメリカ詩の誕生を直観したウィリアムズは、『自叙伝』(1951)の1章をさいて「投射詩」を紹介したが、時代の振り子が動き出すまでには、さらに10年の歳月がかかった。「投射詩」とは、詩人が頭の中で作った観念を文字によって読者に伝達するのではなく、「喉の奥でおこる息(breath)のドラマ」を詩人から読者に直接伝達しようとする詩である、と『マクシマス詩篇』を完訳した平野順雄はその解説で述べている。

オルソンが『マクシマス詩篇』を書き始めたのは、ノースカロライナの山中にあったブラックマウンテン・カレッジ(1933-56)で断続的に教え始めた時期と重なる。マッカーシズムの時代、大学として認可を受けていなかった「コミューン」のような芸術共同体で、オルソンは芸術家を育て、作曲家のジョン・ケージやダンサーのマース・カニングハムたちとコラボレーションを行った。また教授陣に加わった詩人のロバート・クリーリーは、Black Mountain Reviewを編集し、60年代以降のアメリカ詩を創造していった。オルソンが学長をしていた最後の3年間について紹介する。

いわゆるポストモダンと呼ばれるアメリカ詩は、ドナルド・アレンが編纂したアンソロジーThe New American Poetry(1960)に始まる。そこでマッピングされたブラックマウンテン派とサンフランシスコ・ルネサンスのグループ、そしてビート派との繋がりについてもお話ししたい。



アメリカ建国史を見直す『マクシマス詩篇』

平野順雄(椙山女学園大学)

 

<発表要旨>

『マクシマス詩篇』(The Maximus Poems, 1983)とは、アメリカ詩人チャールズ・オルソンが、1950年から没年まで書き続けた、600頁を越える長篇詩のことである。詩篇は、「最高人」、「最大の人」という名の語り手マクシマス(Maximus)が、アメリカの始源の地マサチューセッツ州アン岬の漁港都市グロスター(Gloucester)に向かって語りかける構成になっている。

『マクシマス詩篇』は、政教一致の国を創るべく清教徒が新大陸へ移住したことをアメリカの始まりであると見る建国史観に異議を唱え、その読み直しを迫る。マクシマスによれば、イギリスのドーチェスター・カンパニー(the Dorchester Company)が、大西洋の彼方に漁業プランテーションを築くために漁師たちをグロスターに入植させたのがアメリカの始まりなのである。政教一致の夢ではなく、漁業がアメリカ建国の目的だったのだ。

しかし、新大陸の漁業は、清教徒の到来によってすぐに汚される。アン岬が漁業に適するかどうかを調査する航海は1623年頃に行われ、ドーチェスターの漁師が最初にグロスターへ入植したのは1624年である。一方、清教徒のプリマス入植は1620年である。新大陸への入植特許状をイギリス王ジェームズI世から入手したのは、清教徒の方が早かった。そんな事情からグロスターの漁師とプリマスの清教徒の間で、アン岬の漁業足場をめぐる諍いが起こる。これをマクシマスは、第一次産業に従事するグロスター住民と商業主義との全面戦争だと見るのである。

「初期の産業と売買から離れ、さまざまな腐敗と結託して利潤を追求するニューイングランド・マネー」によってアメリカは大国になった。しかしそれは気が狂い、頽廃状態に陥ったアメリカだ。この頽廃と狂気からアメリカを、自己を、自分の愛する者たちを救う道をマクシマスは探す。アルゴンキン族の民話やアン岬の地質の側から歴史を語り直すことによって、アメリカを内側から救う道を探すマクシマスの探求の集積が『マクシマス詩篇』なのである。



オルソンとイギリス

J・H・プリンを中心に

阿部公彦(東京大学)

 

<発表要旨>

本発表ではオルソンと交流があった英国詩人J・H・プリン (Prynne) の作品に焦点をあてる。なぜこの二人による「英米交流」にわざわざ注目するかというと、20世紀の英国詩がある時期から一種の〝鎖国状況〟に陥りつつあったからである。

そもそも20世紀の英国詩は「モダニズムVSアンチ・モダニズム」という対立軸を通して理解されてきた。パウンドやエリオットといった実験的な作風の詩人たちが力を持った1920年代前後のモダニズム盛期は、他方、エドワード・トマスをはじめとする伝統的な作風のジョージア朝詩人たちが冷遇された時代でもある。しかし、その後潮目は変わり、一転して伝統派詩人の勢力が強まった。1950年代以降は主要出版社や助成機関も、モダニズム風の実験詩を書く詩人より、テッド・ヒューズやフィリップ・ラーキンに代表される伝統派の詩人に場を提供するようになった。そこには保守対革新という政治的な対立もからんでいたと言われるが、より重要なのは、国外の詩人、とくに米国詩人との関係のとり方だった。保守派の詩人の多くが国際的な交流に冷淡だったのに対し、革新派(しばしばalternativeやinnovativeといった形容が使われる)はブラックマウンテン派や言語派(L=A=N=G=U=A=G=E)など米国の実験詩人たちとの交流に熱心だった。プリンとオルソンとのつながりは、そうした国際的な実験詩運動の中で重要な意味を持ったのである。

本発表ではこうした状況を簡単にマッピングした後、日本ではあまり知られていないプリンの詩の作品を、その作風の変化を追いながら紹介、その過程でオルソンとのかかわりについても触れられればと思っている。プリン・オルソン間の往復書簡はまだ刊行準備中なので、筆者がプリン自身から聞いたオルソンについてのコメントなど紹介できればと思っている。



「踊り場」の詩学

『マクシマス詩篇』遠望

斉藤修三(青山学院女子短期大学)

 

<発表要旨>

詩人とは、言語化される前の世界を希求して「踊り場」に立つ人ではないだろうか。谷川俊太郎は「宇宙内存在と社会内存在」が重なる境界に人間を位置づけ、「生まれる時、人は自然の一部。宇宙内存在として生まれ」、やがて「ことばを獲得し、教育を受け、社会内存在として生きていかざるをえない」と言う。そして散文が社会の範囲内で機能するなら、詩は「宇宙内存在としてのありように触れ……言語に被われる以前の存在そのものをとらえようとする」と。「踊り場」とは前言語的な事実に素手で向き合い、反復や置き換え可能な観念に回収される直前の、詩作と言う一回性を帯びた出来事へ没入する中間領域(ボーダー)を指す。素材との接触からイメージや意味が一期一会で立ち現れる瞬間をすばやく捉えて言葉へ受肉させ、そうして分節化され直したオルタナティブな見方や了解を「階下の」社会に投げ返して読者の認識世界を刷新する。生者と死者、自己と他者、精神と身体、主体と客体、事物と言語意識、受動と能動、カオスとコスモス……言語表象の前と後とが拮抗する境界に身を置き、みずから交差点となって双方を調停する。食うか食われるかでなく、たがいに相手が糧(かて)となるような全体論的(ホリスティック)な贈与の絆で双方をつなぐ。それが詩人の立つ踊り場である。

初めてオルソンに触れて難解さに舌を巻いたのは、かれこれ30年近く前のこと。故・高島誠先生の研究会で『マクシマス詩篇』第一巻を読んだ時だった。その後私はポストモダン詩を離れマイノリティ文学ばかり読んでいたが、去年平野先生訳が出版され、書評の仕事が舞い込み、原書と翻訳の大型本二冊に机を占拠される日々がしばらく続いた。相変わらずの巨大さに圧倒され、麓で仰ぎ見るばかりだったが、数十年ぶりの再会でほんの少し見えた部分もあった。「踊り場」をキーワードに、歴史や神話の扱われ方について一部ご報告できればと思う。

 

***

分科会

 

詳細は追って掲載いたします。


中部支部
2013/05/27

以下の要領で中部支部6月例会を開催します。

 

日時:6月15日(土)午後2時 〜

場所:中京大学名古屋キャンパス

   地下鉄鶴舞線八事下車

   5番出口正面入り口より、中央エレベータへ

   センタービル6階0602教室

   駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください。

 

発表

(1) 社河内 友里 氏(三重大学・非)

          司会 森 有礼 氏(中京大学)

「Ernie Bushmillerの Nancy における 子どもとボヘミアニズム」

 

(2)  梅垣 昌子 氏(名古屋外国語大学)

          司会 田中 敬子 氏(名古屋市立大学)

「フォークナーの「あの夕陽」--成立事情とデルタの変容」

 

*終了後運営委員会を開催いたします。

* 例会での発表をご希望の方は、運営委員もしくは事務局までご連絡ください。


関西支部
2013/05/21

2013年5月20日

会員各位

日本アメリカ文学会関西支部

支部長 渡辺 克昭

事務局 近畿大学文芸学部

 

日本アメリカ文学会関西支部6月例会のご案内

 

6月例会を下記の要領にて開催いたします。ご出席いただきますようご案内申し上げます。

 

 

日時  2013年6月8日(土)午後3時より

場所  関西外国語大学・中宮キャンパス・本館2階多目的ルーム

〒573-1001 大阪府枚方市中宮東之町16-1

TEL: 072-805-2801

 

研究発表

1.杉山和孝(Texas Tech University・院)

「一つの作品、二つのテクスト: DeLillo’s Americana」

・・・司会 岡本 太助(九州大学)

 

2.ミョウ・セン(京都大学・院)

「中国のOn the Road--四つの翻訳からみる受容と変遷」

・・・司会 佐々木 隆(同志社大学)

 

*交通アクセス(地図は裏面をご覧下さい)

本学へのアクセス

京阪電車 枚方市駅(特急停車駅)下車(京橋より特急で約15分)

北口バス乗り場4番から、京阪バスで「関西外大」下車(所要時間約8分)

4番乗り場から発車するすべてのバスが「関西外大」に停車します。

本館は正門の真正面に見える建物です。


東北支部
2013/05/14

日時: 2013年6月1日(土) 午後2時〜5時

会場: 東北大学片平キャンパス 片平さくらホール2階会議室

 

研究発表1

  渡邊真由美(福島学院大学・非)

   「Maggieは何を夢みたのかーー大衆の教化装置としての劇場」

  司会 後藤史子(福島大学)

       扱う作品 Stephen Crane, Maggie: A Girl of the Streets (1893)

 

研究発表2

  席芳媛(東北大学・院)

   「ウィラ・キャザーの『おお、開拓者よ!』における自然描写」

  司会 清水菜穂(宮城学院女子大学・非)

       扱う作品 Willa Cather, O Pioneers! (1913)

 

〈事務局からのお知らせ〉

6月以後のスケジュールについて

  9月例会 9/21

  全国大会 10/12-13(明治学院大学)

  日本英文学会東北支部大会 11/23-24(東北工業大学)

  12月例会 12/21

  3月例会 3/15


東京支部
2013/05/07

◆2013年5月例会のお知らせ

2013年5月18日(土)午後1時半より

慶應義塾大学 三田キャンパス 南校舎4階443教室

 

研究発表

『絨毯の下絵』とその後

講師:本合陽(東京女子大学)

司会:山口和彦(東京学芸大学)

 

***

分科会

 

近代散文

「自分のしたことを自分で探索する」人たち

Charles Brockden Brown小説の動機をめぐって

折島正司(青山学院大学)

 

現代散文

日系アメリカ作家ヒサエ・ヤマモトの作品におけるトラウマ体験の実験的語りとキリスト教的モチーフ

“The High-Heeled Shoes, A Memoir”を中心に

牧野理英(日本大学)

 

愛、エクスタシー、コスモポリタニズムの詩学

ハーレム・ルネサンスの黒人女性詩人たち

佐久間由梨(専修大学)

 

演劇・表象

リンカーンを演じる「黒人」

スーザン=ロリ・パークスのTopdog/Underdogにみる劇作のポリティクス

佐藤里野(お茶の水女子大学・院)

 

→全体会の要旨、分科会のタイトルと要旨は、支部ホームページをご確認ください。


関西支部
2013/05/01

2013年4月24日

会員各位

日本アメリカ文学会関西支部

支部長 渡辺 克昭

事務局 近畿大学文芸学部

 

日本アメリカ文学会関西支部総会および懇親会のご案内

 

2013年度日本アメリカ文学会関西支部総会、ならびに懇親会を下記の要領にて開催いたします。多数のご参加をお待ちしております。

 

 

日時  2013年5月11日(土)午後3時より

場所  大阪大学豊中キャンパス(〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町1−16)

    全学教育推進機構共通教育講義棟B棟B118教室

    (別紙のアクセスマップをご参照ください。)

総会  支部長挨拶  渡辺 克昭 (大阪大学)

議事  議題

1. 2012年度会計報告

2. 2013年度予算案

3. 2013年度行事予定

4. 事務局移転に伴う会則の附則の変更

5. その他

 

講演

講師  市川 美香子(元大阪市立大学教授)

演題  「ヘンリー・ジェイムズの小さな少年——ルーズヴェルトとプードル、想像力と文体」

司会  水野 尚之(京都大学)

 

懇親会

時間  講演終了後(午後5時30分ごろから)

会場  大阪大学生協福利会館4階食堂

会費  5000円



事務局便り

*総会のお知らせ

会員の皆さまには今年度もよろしくお願いいたします。

2013年度の総会案内を同封いたします。ご出席のほどお願い申し上げます。同封の返信用ハガキは5月6日(月)必着でご返送をお願いいたします(できましたら早めにご返送下さい)。

総会での案件成立に必要ですので、総会にご欠席の方は、必ず委任状をご提出下さい。返信用ハガキは会員カードも兼ねております。住所や所属などに変更がある場合、必ずご記入下さい。

また本部名簿での住所・電話番号・所属の非公開を希望される場合は、備考欄にその旨お書き下さい。

 

*会費納入のお願い

同封の郵便振込書にて、2013年度分の会費(本部会員8,000円、支部会員3,000円、特別会員10,000円)の納入をお願いいたします。事務局の作業が円滑に行えるように、なるべく1ヶ月以内にお納め下さいますようお願いいたします。なお、会費滞納は3年をもって退会扱いとなりますので、ご注意下さい。

 

*論文応募について

『アメリカ文学研究』応募論文は、本部編集室宛、4月30日必着です。

『関西アメリカ文学』50号の応募は4月15日をもって締め切りました。投稿して下さった会員に御礼申し上げます。

 

*例会発表について

例会の発表を募っております。申し込みは随時受け付けています。

簡単なレジュメ(横書き800字以内)と略歴を添えて事務局までご提出下さい。

 

*住所変更、異動

住所変更や異動のご連絡は、支部事務局にお送り下さい(本部事務局には届けないで下さい)。メールでも結構です。すぐにお知らせ下さいますよう、お願いいたします。(事処理の都合上、上記の手段のみでお願いします)。また名簿に記載を望まない項目がある、郵便が旧住所に届いたなどのお知らせも、こちらまでお願いいたします。

[届出先] twain1910 at gmail.com

〒577-0813 東大阪市新上小阪228-3 近畿大学文芸学部 辻研究室内

日本アメリカ文学会関西支部事務局

 

*退会

退会される時は、支部事務局までその旨お知らせ下さい。できるだけ、会費の払ってある年度内にお知らせ下さいますよう、お願いいたします。

 

*フォーラム・テーマ募集

支部大会フォーラムのテーマを募集しております。適当なテーマがありましたら、趣旨を添えて、支部事務局までお知らせ下さい。締切は4月30日です。

 

大阪大学豊中キャンパスへのアクセスは下記のURLをご参照下さい。

www.osaka-u.ac.jp/ja/access/


中・四国支部
2013/05/01

期日:平成25年6月8日(土)・9日(日)

会場:松山大学・文京キャンパス (本館6階大ホール)

  790-8578 松山市文京町4-2 電話(089)925-7111

 

第1日 6月8日 (土)

受   付 (13:00〜13:50)

開 会 式 (13:50〜14:00)        開会の辞 会 長  加 藤  好 文

研 究 発 表 (14:00〜16:50)

                          司会  前 川 祐 治(広島女学院大学)

1.  Their Eyes Were Watching Godの男性性表象に見るZora Neale Hurstonの人種意識

                               発表  山 内  玲 (香川大学)

                               司会  松 島 欣 哉(香川大学)

2.  『白鯨』の多国籍水夫たちは白人英語を話す!?—翻訳という文学研究の可能性—

                               発表  藤 本 幸 伸(山口大学)

                     (休 憩  10分)

                               司会  島  克也(島根大学(非))

3.  不遇の作家キルゴア・トラウトを読み直す

                         発表  中 山 悟 視(海上保安大学校)

                                司会  重 迫 和 美(比治山大学)

4.  カラーブラインド・フォークナー?

—性差と人種のパリンプセストとしての『アブサロム・アブサロム!』と『エルサレムよ、我もし汝を忘れなば』—

発表  森  有 礼(中京大学)

(休 憩  10分)

特 別 講 演  (17:00〜18:00)

講師  藤 平 育 子 氏 (中央大学)

演題  反抗的人間の美学

司会  大 地 真 介 (広島大学)

懇 親 会  (18:30〜20:30)

会場  生協食堂「カルフール」

司会  辻 祥子 (松山大学)

会費  4,000円



第2日 6月9日(日)

シンポジアム (9:30〜12:30)

カウンターナラティヴから読むアメリカ文学

 

                             司 会 城戸 光世 (広島大学)

1. 水兵と奴隷の物語:『ホワイト・ジャケット』に見られるカウンターナラティヴの限界

                             発題 辻 祥子 (松山大学)

2.土地の記憶を語る——アードリックのノース・ダコタ作品群

                             発題 横田 由理(大東文化大学)

3.Countering Injustice in War and Terror: Julie Otsuka's When the Emperor Was Divine

                             発題 Michael Gorman (広島市立大学)

4.科学と詩学が出会うところ—マリルー・アウィアクタと原子をめぐるナラティヴの挑戦—

                             発題 松永 京子(神戸市外国語大学)

 

総   会 (12:30〜13:00) 議  長  会 長  加 藤 好 文

閉 会 式 (13:00〜13:10) 閉会の辞  副会長  新 田 玲 子


東北支部
2013/04/04

日時: 4月20日(土) 午後2時〜5時

場所: 東北大学 片平キャンパス 

    片平さくらホール 2階 会議室

 

<2013年度総会>  午後2時〜3時

 

<講演会>   午後3時15分〜5時

   「ポスト・クィア批評」

      名古屋大学 松下千雅子先生

    司会 山形県立米沢女子短期大学  

              宇津まり子

<懇親会>   午後5時30分〜7時30分


講演会の内容並びに懇親会について、詳しくは支部HP(https://sites.google.com/site/alsjtohoku/)をご覧ください。


北海道支部
2013/04/04

◆日時:4月27日(土)午後4時 〜 5時30分

◆場所:札幌市立大学サテライト・キャンパス

(札幌市中央区北4条西5丁目
アスティ45ビル12階
)

 

▼題 目: 聖なる野生と繰り返す越境 ——コーマック・マッカーシーの『越境』をめぐって——

▼発表者: 本城 誠二氏(北海学園大学)

▼司 会: 加藤 隆治氏(北海道薬科大学)

※要旨については、支部ホームページをご覧ください。

 

同日、談話会の前の午後3時から役員会、談話会終了後の5時40分から総会を開催する予定ですので、どうぞご参集ください。


東京支部
2013/04/02

◆2013年4月例会のお知らせ

2013年4月13日(土)午後2時より

慶應義塾大学三田キャンパス 研究室棟A・B会議室

 

特別講演

“Reading and Writing the Interstices: Language, Alterity, Genre”

「間」を読む、「間」を書く——言語・他者性・ジャンル

講師:マイク・モラスキー(Michael S. Molasky, 一橋大学)

司会:阿部公彦(東京大学)

 

*特別講演終了後、支部総会を開催します。

会場:研究室棟A・B会議室

議題:活動・会計報告、役員選挙、委員の交代、その他

 

→全体会の要旨、分科会のタイトルと要旨は、支部ホームページをご確認ください。

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