第161回研究談話会を下記の要領にて開催いたします。どうぞお誘いあわせの上、多数お集まり下さいます様ご案内申し上げます。
◆日時:9月8日(土)午後4時 〜 6時
◆場所:札幌市立大学サテライト・キャンパス(札幌市中央区北4条西5丁目アスティ45ビル12階)
アクセスに関しては以下をご覧ください。
http://www.scu.ac.jp/access/satellite/
▼題 目: 野球の中のアメリカ〜民主主義・自由主義・資本主義の融合
▼発表者: 野村 幸輝氏(北海学園大学・非)
▼司 会: 岡崎 清氏(札幌学院大学)
▼要 旨:
ここでは、アメリカ史、野球史、野球文学史、比較スポーツ論などを参照しながら、野球の仕組みやプレイやゲームの中にアメリカの鍵概念である民主主義・自由主義・資本主義を見ることで、野球の中に浮き彫りになるアメリカについて論じてみる。野球の中にアメリカを見る研究はこれまで幾度となくされてきたが、野球の中身と上の三概念を重ね合わせて論じるものはなかった。
本論は6部構成である。序章の「はじめに〜『野球=アメリカ』の謎」では野球とアメリカの関係性の是非について、また「出自の抹消: 1776年〜1845年」では野球とアメリカのイギリス的優雅さからの脱却、そして野球が誕生するまでの歴史について触れる。本題の第1章「野球の中の民主主義: 1845年〜1947年」ではタウンミーティング、輝ける1920年代、Babe Ruthについて振り返りながら野球とアメリカにおける平等の精神、完全分業主義、集団力を、次の「野球の中の自由主義: 1947年〜1975年」ではアメリカン・ドリーム、人種差別、Jackie Robinsonを例にとりながら野球とアメリカにおける無限性・夢・ヒロイズムを、そして「野球の中の資本主義: 1975年〜現在」ではフリーエージェント制度、サラリーキャップ制度、 World Baseball Classicを軸に野球とアメリカにおける実力至上主義、経営至上主義、文化侵攻を考える。最終章である「終わりに〜野球の中の愛国主義」では野球における民主主義・自由主義・資本主義を介したアメリカ人のアメリカへの愛について述べる。
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