九州支部:「九州アメリカ文学会12月例会」のご案内。
九州アメリカ文学会12月例会
日時:2026年12月5日(土)14時00分~17時20分
場所:西南学院大学 1号館307教室
【開会挨拶】14時00分~14時10分
【ワークショップ】14時10分~17時10分
「「戯曲」もあります――テネシー・ウィリアムズの一幕劇『西洋能 男が死ぬ日』(1960年)を素材にして」
司会・講師 坂井 隆(福岡大学)
講師 黒木 優介(長崎外国語大学)
講師 石田 聖也(演出家)
講師 五味 伸之(演出家)
【閉会挨拶】17時10分~17時20分
【ワークショップ概要】
「「戯曲」もあります――テネシー・ウィリアムズの一幕劇『西洋能 男が死ぬ日』(1960年)を素材にして」
【対象作品】
テネシー・ウィリアムズ(Tennessee Williams, 1911-1983)の一幕劇『西洋能 男が死ぬ日』(The Day on Which a Man Dies (An Occidental Noh Play), 1960)
※原書はThe Traveling Companion and Other Plays (New Directions, 2008)に所収。翻訳は『西洋能 男が死ぬ日 他2篇』(広田敦郎訳、而立書房、2019年)に所収。
※原書で30頁程の短い戯曲なので参加者には事前に課題作品を読んだ上でWSに参加してもらう。ただし、原書は絶版(電子書籍版と翻訳は入手可能)。
【趣旨】
小説が花形になる文学研究において戯曲は関心の外に追いやられ、戯曲の読みも方法論化されずにテクストを無手勝流に――時には(近代リアリズム)小説を読むように――読まれてきた。このような現状に一石を投じるために本WSを企画した。演劇実践者と研究者が対象となる戯曲の読みを各自の手法で披露し――演出プランを準備するための本読みや研究を意識した分析的読解など――そのあとで演劇を必ずしも専門としない参加者との対話を通して戯曲の読み方や読むことの意味を再考し、さらには21世紀において本作を上演する意義といった問題についても議論したい。
また、アメリカ文学史や演劇史の教科書では言及されることのない、1960年代以後に書かれたテネシー・ウィリアムズの後期戯曲の中でも特にマイナーな前衛劇『西洋能 男が死ぬ日』を扱い、『ガラスの動物園』(1944年)や『欲望という名の電車』(1947年)といった代表作とは異なるウィリアムズの実験的な劇作法も考察したい。

