1. 新刊書
  2. 武田悠一著. 『アメリカの〈無意識〉―文学と映画でよむ500年の歴史』 彩流社, 2025. 1. 15. 四六判492+10頁, 3,600

武田悠一著. 『アメリカの〈無意識〉―文学と映画でよむ500年の歴史』 彩流社, 2025. 1. 15. 四六判492+10頁, 3,600

概要

トランプが再選されたアメリカ。建国以来、アメリカを突き動かしてきた〈無意識〉とは何か。

コロンブスから現在に至るおよそ 500年のアメリカの歴史を、文学と映画を通して読み解く。

戦後80年を迎えるにあたり、アメリカの歴史を読みなおし、〈アメリカ〉について考える。


目次

序章    アメリカという物語

第1章  アメリカの「発見」とポカホンタス物語

第2章  魔女幻想──植民地のセクシュアリティ

第3章  アメリカの政治的無意識──インディアン捕囚体験記

第4章  恐怖に取り憑かれた国──アメリカン・ゴシック

第5章  共同幻想の解剖──『緋文字』

第6章  〈明白な宿命〉の行方──西方幻想とアメリカ

第7章  奴隷制と愛による教育──『アンクル・トムの小屋』

第8章  結婚という制度──『若草物語』

第9章  人種と国家──『ハックルベリー・フィンの冒険』

第10章  アメリカの夢と悲劇──『グレート・ギャツビー』

第11章  男らしさの神話

       ──ヘミングウェイのジェンダー・トレーニング

第12章  トラウマを語るということ

       ──『キャッチャー・イン・ザ・ライ』

第13章  人種とジェンダー──『カラーパープル』

第14章  アメリカの〈黒い影〉──『ビラヴド』

終章   戦後日本とアメリカ