1. 新刊書
  2. 武田悠一著. 『差異を読む 現代批評理論の展開』 彩流社, 2018. 12. 31. 四六判320+13頁, \2,500

武田悠一著. 『差異を読む 現代批評理論の展開』 彩流社, 2018. 12. 31. 四六判320+13頁, \2,500

概要

現代批評はすべて〈差異を読む〉ことから始まる──「差異」をめぐる社会現象を読む、文学/文化批評の展開。

「文学理論」の「定番」をわかりやすく解説し、好評の入門書『読むことの可能性』(2017年刊)。

続編の本書では、「フェミニズム」「ジェンダー」「クィア」「ポストコロニアル」から「アダプテーション」まで、脱構築以降の批評理論の流れをわかりやすく解説します!

目次

第1章 フェミニズム批評

フェミニズムとは?

フェミニズムは終わったか?

一つではないフェミニズム批評理論、ほか

第2章 『オーランドー』を読む/観る

小説と映画

セックスとジェンダーの境界を超えた「両性具有(アンドロジニー)」、ほか

第3章 ジェンダー批評

ジェンダー概念

「1セックス」的身体観

〈人間=男〉であることへの問い、ほか

第4章 『闇の左手』を読む

両性具有の異星人

言語と性差

「男の絆」の危機?

ジェンダーへの問い、ほか

第5章 クィア批評

クィアとは?

ファッションのクィア・リーディング

『こゝろ』のクィア・リーディング、ほか

第6章 ポストコロニアル批評

脱構築とフェミニズム

オリエンタリズム

西洋の妄想

植民地起源神話、ほか

エピローグ アダプテーション批評

文学の力

アダプテーション批評とは?

増殖するテクスト

未来の批評、ほか